ようこそサトウ園芸へ

業務内容

「高品質な花苗づくり」を
モットーにオリジナルも開発

「高品質な花苗づくり」をモットーに、秋はパンジー、ビオラ、春はペチュニア、ニチニチソウ、カリブラコア、マーガレットなど、年間約50品目の花苗を生産しています。多品目を生産し、園芸店やお客さまからのご意見を商品づくりに反映し、オリジナル品種の開発にも力を注いでいます。サトウ園芸オリジナル品種として、パンジー2品種、ビオラ2品種、ニチニチソウ3品種を育成しています(2019年1月現在)。

施設紹介

市街地にあるハウス2棟で育てています

2棟のハウスで花苗を生産しています。先祖代々の土地ですが、現在は住宅地のため、環境に配慮し、地域の皆さまにご理解いただける経営に努めています。ハウスは作業効率が良いように通路の確保や苗ベンチの高さを工夫し、側窓や天窓を開放して風通しの良さを大事にしています。

たっぷりの水で。
地下水を汲み上げています

花苗生産で大きなウエイトを占めるのが、潅水管理です。大量の水を使うので、地下水をポンプで汲み上げて使います。この辺りは、水が豊富で井戸を掘ると良い水が出ます。設備投資はかかりますが、良い苗をつくるには、それだけコストがかかっていることを知っていただければうれしいです。

風通しが良く、
スムーズに作業できるように

温かいハウスで育った苗が急に外気に触れると、ストレスで傷んでしまいます。風に当て、外の環境に馴らすことを「ハードニング」といい、丈夫な苗を育てるのに欠かせない工程です。お客さまのところで丈夫に育つ「良い苗」づくりが生産者の技術だと考えます。作業効率がいいように、苗ベンチを腰の高さに調整し、楽に作業できるようにしています。

大雪でハウスが倒壊
奇跡的に苗を救出

2014年2月、関東甲信越を襲った大雪で、ハウス1棟が倒壊してしまいました。損害は大きかったですが、奇跡的に苗は救出することができました。もし、あのとき、あきらめてしまっていたら…。「ドラキュラ」も「ローブ・ドゥ・アントワネット」も世に出ることはなかったでしょう。あきらめなくて本当に良かったと思います。

大切に育てるしくみ

サトウ園芸の潅水管理は
ちょっと違います

健全な根を鉢内に十分張り巡らせるために、苗が小さいうちは根鉢の深さだけに水が浸み込むように潅水を少なくし、生育に従って水の量を増やしていきます。開花・出荷するころには上層から下層部までまんべんなく根鉢が形成されるように管理します。絶妙な加減が難しく、この潅水技術を習得するのに15年かかりました。

私の仕事のほとんどが
「水やり」です

花苗で大事なのが潅水管理、「水やり」です。花の状態を見ながら一鉢ずつ丁寧に水をあげていきます。1日1回の水やりですが、5万鉢とか6万鉢を一人でするので、6時間とか、夏場は8時間くらいかかります。風通しが悪いとカビが生えてしまうため、鉢の大きさによってスペースを広げていきます。

花は流行。常に新しいものに
挑戦したい

オリジナル品種の開発では、1~2カ月と限られた期間に株を選抜し、交配して、種を取ります。そのタイミングを逃すと一生、日の目を見ないものも出てきてしまいます。オリジナルは私がいいと思ったものではなく、花屋さんやお客さまが「これは行ける!」というものを繁殖します。

培養土や育苗は専門家と協力
私たちは苗づくりに専念

以前は、土づくりも育苗も自分たちで行っていましたが、お願いできることは専門業者に委託しています。培養土は健全な根の生育を目指して研究を重ねた水はけの良いオリジナルの培養土です。育苗も専門業者に依頼し、育苗以外の作業に力を注ぐことで優れた品質の花苗を安定的に生産しています。

主な年間スケジュール

園芸シーズンは、春が3~6月上旬、秋が10~11月。秋のパンジーの出荷が終わると同時に、春の花の植え付けが始まります。種を播いて育苗し、鉢に植え付けて開花・出荷するまでに通常3~4カ月ですが、長いものは6~7カ月かかります。