私たちの花々
魅力的なオリジナル品種たち
サトウ園芸が、初めて世に送り出したオリジナル品種はニチニチソウです。10年ほど前、たまたま変わったものができて、「これを改良すれば他にないものができる!」とチャレンジしました。それが第一歩です。やがて、パンジー、ビオラの改良が始まりました。
パンジー「ドラキュラ」は、繁殖が難しく8年かかりました。その甲斐あって、いざ商品化されると、色といい、形といい「今まで見たことがない!」と話題に。オリジナルは、信頼する花屋さんやお客さまの意見を聞いて、人に喜ばれるものを繁殖します。ネーミングも、花屋さんがその花にぴったりのセンスのいい名前を考えてくれます。名前が付いた瞬間、花たちはいきいきと輝くのです。
パンジー
– ドラキュラ –– Viola × wittrockiana –
「神秘的で抜群のインパクト」
フリル咲きの珍しいパンジーです。
覆輪と呼ばれる縁どりが見事で、
花は球状に咲くものも出ます。園芸ファンから「ドラさま」と呼ばれたり、
貴重な赤は「赤ドラ」と呼ばれたり(笑)。寒くなるほど発色が良くなり、フリルが強くなります。
photo by THIS IS PHOTO
パンジー
– ローブ・ドゥ・アントワネット –– V. × wittrockiana –
「まるでドレスのような華やかさ」
プリンセスの世界へようこそ。
パステル調の優しい色合いのパンジーで、
王妃マリー・アントワネットのドレスを連想させる
フリルがなんともエレガント。2018年秋から本格的に販売をスタートしましたが、
女性を中心に人気がすごいです!photo by THIS IS PHOTO
パンジー
– ローブ・ドゥ・アントワネット –
“ソワレ”– V. × wittrockiana –
「気品に満ちた、存在感ある美しさ」
高貴なイメージのある黒褐色、
濃紺、濃赤などの大輪フリル咲きです。艶やかでエレガントな赤いベルベットのごとく、
太陽の光を浴びると濃淡が鮮やかになり、
いっそう高貴な表情を見せてくれます。パンジー
– ローブ・ドゥ・アントワネット –“クレール・ドゥ・リュンヌ”
– Viola × wittrockiana –
「春の空に浮かぶ月のような優しさ」
リュンヌはフランス語で月を意味する言葉です。
決して派手な色合いではないですが、
落ち着いた雰囲気のなかにも、
アンティーク調の
どこか懐かしさを感じる色味が特徴的です。photo by THIS IS PHOTO
ビオラ
– ヌーヴェルヴァーグ –– Viola × wittrockiana –
「なんと花色は100種類以上」
真冬に彩りを添えてくれるビオラ。
アンティークな色合いで、
花色は100種類以上と数えきれないほどあります。ひとくくりで、ヌーヴェルヴァーグ。
「新しい波」という意味です。
どうしてこういう色になるのか、私もわかりません。
不思議です。
ビオラ
– ヌーヴェルヴァーグ –
“アクアレール”– Viola × wittrockiana –
「水彩画のような透明感ある色合い」
アクアレールはフランス語で「水彩」という意味です。
その名の通り、繊細な筆使いで描かれたような、
淡いグラデーションが魅力で、
みずみずしい透明感のある品種です。ビオラ
– エッグタルト –– V. × wittrockiana –
「しあわせを呼ぶビオラです」
「天使のおやつ」という名前の、
しあわせを呼ぶビオラです。白い花弁の中央に大きく黄色い目が入っていて、
明るく、かわいらしく、
「玄関先に置いておくと、しあわせを運んでくれる!」
と皆さんが喜んでくれています。ニチニチソウ
– さくらんぼチーク –
– Cathararanthus roseus –
「温もりと情熱が混ざり合う」
可憐な花びらが人気のニチニチソウは、
オリジナル品種を誇るサトウ園芸の代名詞のひとつ。
“さくらんぼチーク”は、
先に登場した“初恋”のパステルピンク比べて、
より鮮やかでいきいきとした
“頬紅”のようなピンクが魅力です。